Western Digitalエンドユーザー使用許諾契約書
重要 - よくお読みください。本契約書の第8条には、法的に拘束力のある仲裁規定が含まれています。この規定では、紛争が生じた場合にはお客様ご自身で解決することが求められており、裁判所で救済を求める権利が制限されています。さらに集団訴訟、集団仲裁、または特定の紛争の陪審裁判に参加する権利を放棄することが求められています。
本エンドユーザー使用許諾契約(以下「本契約」)は、個人または法人のお客様(以下「お客様」)と、Western Digital Technologies, Inc.、同社の子会社および関連会社(以下「WDT」と総称)との間で締結される法的な契約であり、WDT製のソフトウェアと関連するオンライン文書または電子文書(これらのソフトウェアと文書を総称して、以下「本ソフトウェア」)のお客様による使用、および該当する場合は、本ソフトウェアと併用するよう設計されているWDT製のその他のハードウェアデバイスおよび製品(以下「WDTデバイス」)のお客様による使用に関し、その条件を定めたものです。
本ソフトウェアのインストール、有効化、コピー、または本ソフトウェアの使用により、お客様へのWDTのライセンス使用許諾の条件である本契約の条件、および第4条で参照する形で本契約に組み入れられるWDTのプライバシー方針の順守に同意したものとみなされます。本契約の条件に同意いただけない場合は、本ソフトウェアのインストール、起動、コピー、使用は行わないでください。本契約の第8条の規定を除き、WDTのウェブサイト(http://www.wdc.com/company/legal/)での公開などによる手段でお客様に通知したうえで、本契約はWDTにより随時修正されることがあり、お客様はWDTのウェブサイトでの公開による通知により、本契約の修正内容を確認する機会が与えられることに同意するものとします。お客様は、上述の通知の後も本ソフトウェアの使用を継続する場合、本契約の修正内容に拘束されることに同意することになります。
1.
ライセンスの供与
本ソフトウェアは、ライセンスを供与するものであり、販売するものではありません。本契約に定める条件に従って、WDTはお客様個人またはお客様の会社内でのみ本ソフトウェアを使用するための、またそのような目的で本ソフトウェアの適切な数のコピーを作成するための、個人的、非排他的、譲渡不能(第13条の対象)、サブライセンス不可の取り消し可能なライセンスをお客様に供与します。
2.
権利の留保
お客様は、本ソフトウェアが著作権ならびにその他の知的財産権および所有権によって保護されていることを了承するものとします。WDTおよびそのサードパーティライセンサー(以下「ライセンサー」)は、第1条でお客様に明示的に供与されたライセンスを除き、本ソフトウェアに関するすべての権利を留保しています。前述の明示的なライセンスを除き、黙示的、反禁言、あるいはその他いかなる手段でも、本ソフトウェアの権利、権限、利益、ライセンスは、一切、お客様に供与、譲渡または移転されるものではありません。お客様は、いかなる形であれ、本ソフトウェアに関連して、WDTまたはそのライセンサーの権利を侵害する行為を行わないことに同意するものとします。本ソフトウェアの使用により、第三者のソフトウェアのダウンロード、または本ソフトウェアを介してアクセスした第三者のコンテンツ(かかるソフトウェアとコンテンツを総称して以下「第三者のコンテンツ」)へのリンクが可能となります。また、お客様は、第三者のコンテンツはすべて該当する第三者のコンテンツ所有者に帰属し、該当する著作権およびその他の知的財産権により保護されている可能性があることを了承するものとします。本契約またはお客様が第三者のコンテンツにアクセスするために本ソフトウェアを使用したことにより、当該第三者のコンテンツの権利がお客様に供与されることはありません。いかなる形であれ、お客様は、該当するサービスプロバイダ(以下「サービスプロバイダ」)または第三者のコンテンツ所有者の許可なく第三者のコンテンツを使用することはできません。本ソフトウェアを使用して第三者のコンテンツへのアクセス、複製、表示、またはその他の使用をする際に、第三者の知的財産権を侵害しないようにするのは、お客様の責任です。お客様は、特定の第三者のコンテンツへアクセスするため、またはそのようなアクセスの権限を得るために、サービスプロバイダまたは第三者のコンテンツ所有者より個別に契約を締結すること、またはサービスプロバイダの使用緒条件に従うよう求められる可能性があることを了承するものとします。
3.
制限事項
お客様は以下を行わないことを了承し、同意するものとします。(a) 第1条で明示的に許可されている範囲外で本ソフトウェアを複製すること、(b) 本ソフトウェアを変更、改変、翻訳またはその派生著作物を作成すること、(c) いかなる方法であれまたはいかなる形であれ、本ソフトウェアまたは本ソフトウェアの技術、機能または方策を回避または無効にしようとすること、(d) 本ソフトウェアのソースコードを逆コンパイル、逆アセンブル、リバースエンジアリングすること、または抽出しようと試みること、(e) 本ソフトウェアを第三者に配布、担保権を設定、販売、賃貸、リース、サブライセンス、譲渡、公開、または開示すること(第12条の下で許可される場合を除く)、(f)
本ソフトウェアのまたは本ソフトウェアに関連して使用されている商標、ロゴ、著作権およびその他所有権の表示、符号、記号またはラベルを削除または改変すること、(g) 著作権、企業秘密、特許を含むがこれらに限定されない第三者の知的所有財産の侵害を助長するような方法、およびお客様が本ソフトウェアを使用する地域での司法管轄区で適用される名誉棄損、誹謗、猥褻行為、プライバシー関連の不正行為に関する法律を含むがこれらに限定されない法律に違反するような方法で、本ソフトウェアを使用すること。
本ソフトウェアはWDT以外の事業者が製造したデバイス(以下「非WDTデバイス」)で動作することもあります。お客様は、当該非WDTデバイスの品質や機能に関して、WDTが表明も保証も一切行わないことを理解し、同意するものとします。お客様は、WDTでは一部の非WDTデバイスのサポートを提供することがあっても、それ以外のデバイスについては適用されないことがあることを了承するものとします。WDTでは、ソフトウェアがWDT製以外のストレージデバイスとの互換性を持っており、今後も互換性を持ち続けることを一切保証しません。
4.
更新:個人を特定できない情報
お客様は、WDTには本ソフトウェアの更新(以下に定義)のためにお客様にサポートを提供する義務がないことを了承するものとします。ただし、WDTは随時本ソフトウェアの更新版を発行する可能性があり、本ソフトウェアは、バグの修正、パッチ、アップグレード、機能拡張、プラグインおよび新バージョンなどの本ソフトウェアに関する入手可能な更新(以下総称して「更新」)の有無を確認するためにインターネットを介して自動的にWDTまたは第三者のサーバーに接続する可能性があります。また、(a) お客様のデバイスと共に使用されている本ソフトウェアのバージョンを自動的、電子的に更新する、または (b) 更新バージョンを手動でダウンロードするオプションをお客様に提供する可能性があります。該当する場合、本ソフトウェアのインストール、および更新の自動チェックを無効にしないことにより、WDTまたは第三者のサーバーに自動的に更新を要求してこれを受信し、当該更新すべてに本契約の諸条件が適用されることを、お客様は同意および承諾したことになります。
本ソフトウェアには、本ソフトウェアの操作に関連して個人を特定できない情報を、WDTまたはそのサードパーティのデータ解析プロバイダに転送する自動通信機能が組み込まれている可能性があります。この情報には、お客様の本ソフトウェアの設定、お客様が使用している本ソフトウェアのバージョン、およびWDTのプライバシー・ポリシー(下記のウェブサイトアドレスで閲覧可能)に特定されるその他の項目が含まれます。WDTおよびWDTのデータ解析プロバイダはこの情報を、集合的な顧客行動の統計的分析などの調査目的で使用する可能性があります。また、お客様がサービスプロバイダまたは第三者のコンテンツ所有者と共有する情報(個人を特定できる情報を含む)に関して、WDTは責任を一切負わず、一切の表明または保証を行わないことを、お客様は了承するものとします。お客様がサービスプロバイダまたは第三者のコンテンツ所有者に提供する情報の保管に関する責任は、サービスプロバイダまたは第三者のコンテンツ所有者にあります。
収集される情報の使用に関して詳しくは、WDTのプライバシー・ポリシー(http://www.wd.com/en/company/corporateinfo/privacy.aspx)をご覧ください。ここに参照することにより、WDTのプライバシー・ポリシーが本契約に組み込まれ、お客様は、WDTのプライバシー・ポリシーの条件に同意するものとします。
5.
登録情報
本ソフトウェアまたはWDTデバイス登録プロセスの一環として、WDTはお客様にお名前や電子メールアドレスなどの登録関連情報をうかがう場合があります。当該情報の提供により、お客様は当該情報の収集に同意し、また入手可能な更新の通知、製品リコールまたは安全に関する注意など、本ソフトウェアと一緒に購入されたWDTデバイスに関する販売促進以外の情報提供にWDTが当該情報を使用することにも同意することになります。また、お客様には、WDTおよびそのビジネスパートナーからの販売促進電子メールおよび資料の受領を希望するかどうかを事前にお知らせいただくことになります(オプトイン)。オプトインを選択した場合、配信停止をするまで、WDTおよびそのビジネスパートナーからの販売促進資料を受け取ることに同意したことになります。WDTによる個人の特定が可能な情報の使用は、WDTのプライバシー・ポリシーに基づき管理されます。
6.
免責事項
本ソフトウェアは、いかなる種類の保証もなく「現状のまま」お客様に提供されます。適用法により許容される最大限の範囲まで、WDTならびにそのライセンサーは、商品性、特定の目的への適合性、および第三者の知的財産権を侵害していないことまたはウィルスが含まれていないことの暗示的保証を含みますがこれらに限定されない、明示または黙示の保証を一切いたしません。WDTは本ソフトウェアがお客様の要件を満たすこと、またはエラーのないことを保証しません。明確を期するために言及すると、WDTは、いかなる第三者のコンテンツ、もしくはサービスプロバイダまたは第三者コンテンツ所有者の作為または不作為に関して、一切の表明、保証を行いません。本ソフトウェアの使用またはパフォーマンスに起因するリスクはすべて、お客様が負うものとします。お客様は、ソフトウェア、素材もしくはデータのダウンロードまたはその他の本ソフトウェアの使用を通じて取得したデータはお客様ご自身の裁量およびリスクで実行されるものであり、かつお客様が、データの損失または破損を含むお客様のコンピュータ、システムまたはネットワークが被る損害に対しても全責任を負うことを了承し、これに同意するものとします。前記の免責は、お客様によるWDTデバイスの使用に関連した該当する保証を、修正、解釈または変更するものではありません。
7.
責任制限
適用法により許容される最大限の範囲で、WDTまたはそのライセンサーは、いかなる場合においても、本契約に起因するまたは本ソフトウェアの使用または使用できないことに起因する営業利益の逸失、業務の中断、データの損失、コンピュータシステム障害、誤作動、またはその他金銭的損失を含みますがこれらに限定されない、いかなる結果的、偶発的、間接的、特別的、懲罰的、またはその他の損害に対しても、たとえWDTがそのような損害が発生する可能性を知らされていた場合でも、一切責任を負わないものとします。結果的または偶発的損害に対する責任制限が認められていない司法管轄区もあるため、前記の責任制限が適用されない場合もあります。いかなる場合においても、本ソフトウェアに関連したあらゆる損害に関して、WDTのお客様に対する責任総額は、$25を超えないものとします。前記の制限、除外および免責条項は、たとえ救済措置がその本質的目的を果たせなかったとしても、適用される法律の下で認められる最大限の範囲で適用されるものとします。
WDTは、お客様による本ソフトウェアの使用に起因または関連するお客様のシステムの感染、汚染、システムのダメージ、または遅延、不正確さ、エラーまたは欠損に関して責任を負いません。本ソフトウェアは、核施設の操作、航空機の航行または通信システムもしくは航空交通管制機器、またはその他の機器での、本ソフトウェアの不具合が死亡、人身傷害または重篤な物的もしくは環境的損害をもたらす可能性のある状況での使用のためには意図されていません。
8.
紛争、法的拘束力のある個人的仲裁、集団訴訟および集団仲裁の放棄
8.1
紛争。本第8条の条件は、お客様とWDT間のすべての紛争に適用されます。本第8条の目的において、および本契約に規定される例外を条件として、「紛争」とは、本ソフトウェア、WDTソフトウェア、本契約またはその他のお客様とWDTが関与する取引に関連して発生する、契約、保証、不実表明、詐欺、違法行為、作為による違法行為、制定法、規制、条例、またはその他の法的または衡平法上の、お客様とWDT間の紛争、請求または訴訟を意味し、法律の下で認められる最も広い意味で解釈されるものとします。お客様とWDTは、本契約で定義される「紛争」には、(A) 企業秘密の悪用、(B) 特許侵害、(C) 著作権侵害と誤用、および (D) 商標侵害と商標価値の希薄化に関する請求を含む、お客様、WDTまたはいずれかの当事者のライセンサーの知的財産権の行使または有効性に関連した請求または訴因を含まれないことに合意するものとします。
8.2
法的拘束力のある仲裁。お客様とWDTはさらに、(a) 本契約の条項に従って当事者間のすべての紛争を仲裁すること、(b) 本契約の取引は州際通商とされること、(c) 本第8条の解釈および行使は連邦仲裁法(9 U.S.C. §1以下参照)により支配されること、および (d) 本第8条は本契約の終了後も存続することに合意するものとします。前記に関わらず、お客様は州または自治体の小額裁判所で個人的な訴訟を起こすことができますが、訴訟がその裁判所でのみ行われる場合に限られます。仲裁とは、訴訟手続きにおいて審理または審査を受ける権利を放棄し、訴えの根拠が制限されることを意味します。仲裁人によりお客様に保証される損害賠償は、当該の司法管轄区に所在する裁判所が、救済を要求する個人当事者に有利な宣言的救済または差止め救済措置を裁定する場合と同じ程度、また当事者の個々の請求で保証される救済に必要な範囲に留まる場合があります。仲裁人の決定は最終的な決定であり、司法管轄区のいずれの裁判所も両当事者に対して強制執行することができます。
8.3
紛争の通知。紛争が発生した場合、お客様またはWDTはまず紛争の通知を相手方当事者に送付しなければなりません。通知には相手方当事者の名称、住所、連絡先情報、紛争の原因となった事実、および要求される救済措置を記載した書面を添付します(「紛争の通知」)。WDT宛ての紛争の通知は、Western Digital Technologies, Inc. 法務部(Legal Department)宛て、住所3355 Michelson Drive, Suite 100, Irvine, CA 92612, U.S.A.(「WDT通知住所」)に送付するものとします。お客様宛の紛争の通知は、弊社が最後にファイリングした、またはお客様用の記録内に最後に保存された住所宛てに、配達証明郵便で送付されます。WDTとお客様が、紛争の通知受領後60日以内に紛争の解決の合意に至らない場合、お客様またはWDTは本第8条に従って仲裁手続きを開始できます。紛争の通知が送付および受領された後、お客様と弊社はそれぞれ仲裁を開始する前に、誠意をもって紛争の解決にあたることに同意します。
8.4
集団訴訟と集団仲裁の権利放棄。お客様とWDTは、各当事者が個人の能力範囲でのみ相手方に対して紛争を起こすものであり、連邦または州の集団訴訟、集団仲裁または民間代理人訴訟などを含むがこれらに限らない、集団訴訟または代理訴訟手続きの原告あるいは原告団の一員とならないことに合意するものとします。したがって本項で概略する仲裁手続きにおいては、仲裁人は仲裁手続きに関するすべての関係当事者の書面による同意なく、当事者の複数の請求を統合または連結することはできません。
8.5
仲裁手続き。当事者が仲裁の開始を選択する場合、仲裁の開始時点で施行されているJAMSの規則(「JAMS規則」)(URL:http://www.jamsadr.comで閲覧、または1-800-352-5267に電話で問い合わせることにより入手可)、および本契約に規定の規則に従い仲裁が管理されます。JAMS規則と本契約内に記載される規則に矛盾がある場合、本契約に規定の規則が優先されます。お客様はその裁量により、連邦、州または自治体の法律に準じてお客様が利用できる他の救済措置を要求することができます。すべての紛争は、1名の中立の仲裁人により解決され、両当事者は仲裁人の選定に参加する正当な機会が与えられます。仲裁人は本契約の条件に拘束されます。仲裁条項の執行可能性に関する問題を例外として、本契約の適用範囲と紛争の仲裁可能性を含む、本契約に関連するすべての問題が仲裁人の裁定の対象となります。お客様は電話で仲裁の意見聴取に参加できます。電話で実施されない仲裁の意見聴取の開催地は、お客様の主たる所在地から近い手頃な場所、またはカリフォルニア州オレンジ郡のいずれかを、お客様の判断で決定できます。
(a)
仲裁手続きの開始。お客様またはWDTが紛争の仲裁を決定する場合、以下の手続きに同意することになります。
(i)
仲裁申立書を作成する。申立書には紛争の詳細と、回収を求める損害金額を記載しなければなりません。http://www.jamsadr.comから仲裁申立書の様式を入手できます(「仲裁申立書」)。
(ii)
仲裁申立書の写し3部と適切な手数料を下記の住所に送付する。
JAMS
500 North State College Blvd., Suite 600
Orange, CA 92868, U.S.A.
(iii)
仲裁申立書の写し1部を、紛争の通知と同じ住所、または両当事者間で合意された別の住所宛に、相手方当事者に送付する。
(b)
意見聴取書の様式。仲裁人は仲裁裁定が下される場合は、その根拠となる重要な所見と結論を説明する裁定書をすべて意見聴取書の様式で発行する必要があります。仲裁の間、WDTまたはお客様が提示する和解額は、お客様またはWDTに支払われる額(支払われる場合)が仲裁人により決定されるまで、仲裁人に開示されません。仲裁の間、紛争に関する非特権的な情報の発見または交換が認められる場合があります。
(c)
仲裁料。WDTは本契約の条項に準じて(お客様またはWDTにより)開始された仲裁について、JAMSへの申立、事務、仲裁人にかかる料金をすべてお客様に支払い、(該当する場合は)返済します。
(d)
お客様に有利な裁定。お客様または弊社が弁護士費用およびその他費用を除き$75,000以下の損害賠償を要求する紛争については、仲裁人の裁定によるお客様への最終的な支払い額が、WDTが最後に書面で提示した紛争和解金(WDTが和解金を示す場合)を下回る場合、WDTは以下を行います。(i) $1,000と和解金の額のいずれか多い方をお客様に支払う、(ii) 弁護士料が発生する場合、合理的な弁護士費用の2倍の額をお客様に支払う、および (iii)
仲裁での紛争の調査、準備、追求により弁護士側で合理的に発生した費用(専門家の証言手数料および費用を含む)をお客様に弁済する。お客様とWDTが書面で合意する場合を除き、仲裁人は本第8.5(d)項に従ってWDT側で支払う料金、費用、経費の額を決定します。
(e)
弁護士費用。WDTは本契約に基づき、紛争に関連して開始された仲裁に対して、弁護士費用および経費を請求しません。上記の第8.5(d)項に基づき弁護士費用を要求するお客様の権利は、適用法による弁護士費用に対するお客様の権利を制限するものではありません。前記にも関わらず、仲裁人は弁護士費用および経費の二重の支払いを認めない場合があります。
(f)
オプトアウト。お客様が本契約(本ソフトウェアの購入、ダウンロード、インストール、またはWDTデバイス、製品およびサービスの他の対象となる使用を含む)に同意後30日以内に、(i) お客様の氏名、(ii) お客様の電子メールアドレス、および (iii)
本第8条で指定される最終的な個々の仲裁手続きからの脱退と、集団訴訟および代理人訴訟手続きの放棄を要求する旨を記載した書状を、WDTの通知住所に送付することにより、本契約で指定される最終的かつ法的拘束力のある個々の仲裁手続きからのオプトアウト(脱退)、および集団訴訟および代理人訴訟の手続きの放棄を選択することができます。お客様が上記に述べる手順に従ってオプトアウトする場合も、仲裁前の通知要件を含め、他のすべての条件は引き続き適用されます。
8.6 第8条の修正。本契約に相反する条項が規定されている場合においても、お客様とWDTは、WDTが今後、本契約の紛争解決手続きと集団訴訟放棄の条項(WDTの住所変更を除く)を修正する場合、変更から30日以内に、上記のWDTの通知住所に書状を送付することにより、お客様が当該修正を拒否できることに、合意します。将来の修正を拒否することにより、お客様は本8条の文言に従って、お客様と弊社間のすべての紛争を仲裁することに同意することになります。
8.7
分離可能性。本第8条のいずれかの条項が行使不可能と判断される場合、当該条項を分離したうえで、本契約の他の条項は引き続き効力を維持します。前記は第8.4項に規定される集団訴訟または代理人訴訟の禁止には適用されません。第8.4項が行使不可能と判断される場合、第8条全体(ただし第8条のみ)が無効になります。
9.
米国政府の制限付権利
本ソフトウェアは、制限付権利を付与されています。米国政府による使用、複製または開示は、DFARS 252.227- 7013 の「技術データおよびコンピュータ ソフトウェアにおける権利」条項のサプバラグラフ (b)(3)(i) または (c)(1) および 48 CFR 52.227-19 の「商用コンピュータ ソフトウェア - 制限された権利」条項の (2) に定められている制限を受けます。製造者はWestern Digital Technologies, Inc.、所在地: 3355 Michelson Drive, Suite 100, Irvine, CA, 92612です。
10.
輸出制限
WDTは、本ソフトウェアがお客様の国での使用に適しているかどうかを表明しません。お客様は、本ソフトウェアまたはその基礎となる情報もしくは技術は、いずれの部分も、米国の禁輸措置の対象となる諸国(またはその国民もしくは居住者)(現在、イラン、キューバ、シリア、北朝鮮、およびスーダン)、または米国財務省特定国籍業者リストもしくは米国商務省輸出拒否リストに載っている人物にダウンロードを許可できないこと、輸出または再輸出できないことを了承するものとします。本ソフトウェアを使用することにより、お客様は、上記に同意し、お客様が上記の国に居住していない、または上記の国のまたは上記リストに載っている国の人物または居住者の管理下にないことを表明し、保証することになります。お客様はさらに、暗号化や認証などの本ソフトウェアの特定の機能は、お客様が本ソフトウェアを販売国から輸送する場合には輸入制限の対象になる場合があり、適用されるすべての制限を順守する責任があることを了承し、理解するものとします。
11.
免責
お客様は、本契約により、お客様による本契約の違反に起因するあらゆる責任、損失、請求、罰金および費用(合理的な弁護士費用および経費を含む)に対して、WDTおよびそのライセンサーを免責し、擁護し、無害に保つことに同意するものとします。
12.
解約
お客様が本契約に定める義務の履行を怠った場合、本契約は、WDTのその他の権利を損なうことなく、通知なしに自動的に解約されます。解除に際して、お客様はただちに本ソフトウェアのあらゆる使用を停止し、ソフトウェアのすべてのコピーを破棄しなければなりません。WDTが利用できる他の救済に加え、第8条の条項に従い、お客様は、お客様が本契約に違反した場合はWDTが即時差し止めによる救済を求めることができることに同意するものとします。
お客様は、法律またはその他の運用により、本契約または本ソフトウェアを他者に付与または譲渡することはできません。上記にかかわらず、お客様は、本契約に基づくお客様の権利をすべて、本ソフトウェアの接続に使用されているWDTデバイスの購入者に対し、(a) その購入者が本契約に基づくお客様の義務をすべて引き受け、(b) その購入者に本ソフトウェアのすべてのコピーを譲渡して本ソフトウェアのあらゆる使用をすべて停止することを条件に、永続的に譲渡することができます。
14.
オープンソースソフトウェア
本契約に基づきライセンスを供与された本ソフトウェアには、「オープンソース」ソフトウェア(ライセンス供与契約に基づき配布されるコンピュータソフトウェアで、一般ユーザーによりコンピュータコードが共有、閲覧、修正可能)が含まれている可能性があります。本契約の第3条の制限は、オープンソースソフトウェアのライセンス条件に抵触しない条件および範囲で、前記のオープンソースソフトウェアにのみ適用されます。
15.
サポート
ソフトウェアに関する問題が発生した場合は、http://support.wdc.com
のWDTのサポートフォーラムをご参照いただくか、http://wdc.custhelp.com/app/ask/のオンラインフォームから、WDTのカスタマーサポートに電子メールでご連絡ください。
16.
雑則
本契約は、本契約の主題に関連する両当事者間の完全なる合意を構成するものとし、すべての事前または同時期の口頭または書面の了解事項よりも、本契約が優先します。本契約は法の抵触とは無関係に、カリフォルニア州の法律に準拠します。紛争が生じた際、司法管轄区の裁判所の判断により、第8条の条項が本契約の他の条項から分離されていて適用されない場合、または第8条の条項に従いオプトアウトしている場合、お客様とWDTは、カリフォルニア州オレンジ郡に所在する州および連邦裁判所の独占的な裁判権に従うことに合意するものとします。本契約は、国際物品売買契約に関する国際連合条約には準拠していません。本契約の第8.7項に従って、本契約のいずれかの条項が、司法管轄区の裁判所により法的強制力がないとみなされる場合、かかる条項はその趣旨を失わずに法的強制力を回復するのに必要な範囲で修正される必要があり、当該修正が不可能な場合は本契約から分離され、本契約の他の条項は引き続き効力を維持します。いずれか一方の当事者が、本契約の何らかの条件、またはその違反に対して権利の行使を放棄することが一度あったとした場合も、その後の当該条件、またはその違反に対しての権利の行使を放棄したとはみなされません。本契約の解約あるいは終了後も履行が必要または意図される本契約の条項は、解約あるいは終了にもかかわらず、引き続き有効となります。いずれの当事者も、自己の合理的支配の及ばない理由から直接あるいは間接的に生じる履行の遅延、履行不能(支払義務を除く)、サービスの中断が生じた場合は、本契約の不履行とはみなされず、責任を問われることはないものとします。本契約により生じ、本契約の第8条が適用されない紛争の場合、優勢な当事者には紛争に付随するすべての弁護士費用およびその他関連費用が相手方当事者から弁済されます。
4078-705022-R07 2013年9月